2006年10月1日の「醤油の日」を記念して開催される「醤油の日の集い」
(9月29日(金)、東京・パレスホテル)において、『第4回醤油名匠』の表彰式が行われ、
安田食品の「真昆布佃煮」が「審査委員特別賞」を受賞しました。

醤油の醸造メーカーが佃煮メーカーに転身、それだけに醤油へのこだわりとノウハウが製品に息づいている。
香川県、小豆島の安田食品工業。佃煮メーカーとなった現在では数百種類にも及ぶ佃煮を製造しているが
高価な食材で作る「真昆布の佃煮」は今でも少量が手作りされている。
北海道産の肉厚の高級昆布を素材に、国産大豆、小麦を原料として、
2年の歳月をかけて醸造した再仕込醤油と精製度の高い白ザラメ糖だけで味付け、炊きあげる贅沢な一品。
先ずは昆布を柔らかくするために水から煮るところからスタートする。
そして、柔らかく煮上がった昆布を角切りにし、昆布の煮汁で再び火にかける。
一枚一枚の昆布に出汁が十分に絡まるよう気を配りながら、ザラメ糖と無添加の再仕込醤油を加えていく。
時間をかけ、大鍋でじっくりと煮上げていく真昆布。

時間の経過とともに贅沢な艶と香りを放ち始める。真昆布の上品な味、甘さと、
再仕込醤油の持つ甘さがよく合い、醤油の味、香り、色をしっかり吸収すると共に、きれいな照りがでる。
真昆布は食感が命。その希少の味を厳選された再仕込醤油が支えている。
高級食材を全て手作業で仕上げていく。大メーカーの作業の中でも、
この真昆布の製造だけは異質な世界が漂っている。
正しく、日本人の食のDNAに訴えかけているようだ。
国内産の原料を使用し小豆島の醤油で炊き上げました。手作りの味をお楽しみ下さい。
(食品添加物は一切使用しておりません)
- ■真昆布 100g
- 950円
- ■北海道産 真昆布佃煮 250g
- 840円
「醤油名匠顕彰制度」は、日本醤油協会(会長茂木友三郎)、
全国醤油工業協同組合連合会(会長中村陽一)が、しょうゆの持つ本来の価値を引き出し、
創意工夫をこらしてしょうゆを巧みに使いこなしている“しょうゆ使いの匠”を
「醤油名匠」として顕彰する制度です。